米SOIネイサン映像と集中方法
米SOIネイサン映像と集中方法について
現在興行中の米国SOIでは「ネメシス」が大トリを飾る。その演技の直前、ネイサン自身のコメントが流れる演出があるという。いくつかのファンカムを拝見して、聞き取ってみた。
“I remember starting my Short Program looking up seeing the Olympic rings.
I was just freaking out. It was such a daunting symbol.
And it made me so tight, it made me so scared.
As soon as I started my Long Program on the other hand, I zoned everything out, I can’t see any of that.
As soon as I finished the Long Program, I looked up seeing the Olympic rings and I saw it in a completely different light, and I was so happy about that.” Nathan Chen
「SPを始める時、五輪の輪を見てパニックになってしまった。それは凄く威圧的なシンボルだった。それは僕を凄く緊張させて怯えさせるものだった。その一方で、僕はFSを(滑り)始めた途端全てを意識から消し、それは全く見えなくなった。そのFSを(滑り)終えた直後五輪の輪は全然違う光りの中に見え、僕にはその事が凄く嬉しかった」ネイサン・チェン
このコメントを聞いて、以前のこんな記事を思い出したのでご紹介。「ネイサン流の集中方法」について。
ネイサン・チェンは初めてとなるオリンピックに出場していないが、18歳の彼はすでに歴史に名を残してきた。この1月(全米選手権)には、ひとつの演目の中で5クワドを降りた初の男子シングルスケーターとなった。その一ヶ月後(四大陸)、彼は再びそれを成功させた。
「完全にすべてを遮断するとオートドライブ(自動運転)になる。その時、つまり他に何も考えていない時、僕は一番良いパフォーマンスをすると思う」と彼は語る。そして、PEOPLE誌にこう教えてくれた。「記録を破ったかと2〜3度頭をよぎったが、記録を破るということは、ただその前日に僕がしていたことを超えられたということだけなんだ」
Going for Gold! 12 of the Hottest Athletes to Watch Before the 2018 Winter Olympics
by ADAM CARLSON
2017/12/08