Weekly Nathan Vol.11 シーズン突入間近。新ルールに対する主要選手のコメント一挙公開(8月27日~9月1日)

Weekly Nathan Vol.11 シーズン突入間近。新ルールに対する主要選手のコメント一挙公開(8月27日~9月1日)

皆さん、こんにちは。NCJPのmiyakoです。

まずはネイサンからの大学生活最初のインスタ投稿を。これから1年間共に過ごすスイートメイトとの写真です。ネイサンを入れて男女6人の物語の始まり。これから一緒に楽しく、そしてお互いを高め合える関係を築いていって欲しいですね。

 

suitemates looking fiiine🔥

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次に投稿があったのは,チームラファのインスタのリポストです。ここではレイクウッドのラファたちとネイサンがFace Timeでやり取りしている様子が映っていました。ミハルの笑顔からわかるようにとっても楽しそう。ネイサンはリポストに4人の名前(team_raf 、ポンさん、ミハル、マライア)のタグをつけると同時に自分にもitme(it’s meの略かな)のタグを😂自分もチームと一緒だよと主張しているかのようです。キャプションは ”アルトゥニアンのチームに置いていかれないようにしないと😂僕のチームが恋しいよ!!” 離れていてもチームは一つ。アットホームで優しい気持ちが伝わるチームラファ、素敵ですよね。

 

keeping up with the arutyunyan’s😂 miss my team!!

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このあたりの大学に行ってからの練習のことは最新のインタビュー(チャンプズ・キャンプ中に行われたインタビューがUSスケ連のファンゾーンに掲載)でも載っていました。本サイトのメディアのコーナーで翻訳していますので合わせてお読みください。今日(現地9月1日)はモントリオールに練習に行ったようです。月曜日がレイバーデーで大学はお休み。ネイサン大学が始まったばかりなのにさすがアスリート、元気一杯、疲れ知らず。

今週スケアメまであと50日のお知らせがあったり、さいたまワールドの公式サイトオープンで日程やチケット情報が出るなどいよいよシーズンインの様相に。

本ファンページではネイサンが出る競技会についての情報を随時更新していますので是非ご利用ください。

スケートアメリカのページ

さいたまワールドのページ

他の大会はこちらから

さてさて、今週のスケートファンの話題は何といっても羽生選手が新プロを公開したことですよね。意外な選曲で驚きましたが、本当に二人のことが大好きでリスペクトしている羽生選手の気持ちが伝わってくる選曲と説明でした。SPは”秋によせて”、フリーはプルシェンコさんの”ニジンスキーに捧ぐ(アートオンアイス)”のアレンジ版でプログラム名は”Origin(オリジン)”。SPの”秋によせて”はジョニー・ウィアーさんのフリーの代表曲の一つで覚えていらっしゃる方もきっと多いですよね。2004年の名古屋で行われたNHK杯で優勝(GPS初優勝)した時のフリーでジョニー自身も思い出深いプログラムの一つだと思います。きっと羽生選手もこの映像を見ていたのではないでしょうか。振付がタラソワとプラトフという黄金師弟コンビです。それを今度はジェフがどんな振付をするのか楽しみですね。ニジンスキーはいうまでもなく伝説のプログラム。この春夏のショーでもたくさん見ることができました。羽生選手版の振付はシェイ=リーン・ボーン。SPもそうですがロシアとカナダの振付の違いにも注目です。

フリーのジャンプの予定構成は、4Lo、4T、3Lo、4S3T、4T1Eu3S、3A2T、3Aだそうです。コレオシークエンスの後に最後3Aだそう😱

 

 

その羽生選手がトロントでインタビューに応じ、これでルール改正に関する主な選手側の感想がほぼ出揃いましたの少しまとめておきます*。(順不同 参考資料は一番下)

ネイサン:「4回転ルッツとサルコーなどとの基礎点差が縮まり、難度の高いジャンプにトライするインセンティブは下がったと思う。基本的に自信があって跳びやすいジャンプを跳べば よく、完成度が低いジャンプをしなくていい。表現により集中できる。よりクリアな演技を目指す」

「新しいルールについては、よく理解しています。僕にとって、新しいルールは“頑張りすぎないこと”なんじゃないかと思います。大会が始まるまでに『Land of All』がどうなっていくのか(自分自身も)今のところは分かりませんが、(プログラムを)良くするために直すところがいくつかあると思います」

オーサーコーチ:「ジャンプ、スピン、ステップ全てをバランスよくこなしてこそフィギュア。僕らの考え方に近くなったと思う」

羽生選手:「演技時間が(4分30秒から)4分になって、ジャンプがひとつ減ったから楽になったと思われるかもしれないですが、実際にやってみると4分の方がきついと最近は感じています。3回転ジャンプなら助走からランディングを含めて10秒で跳べる。(実質)20秒削られるということだから、その分忙しくなるんです」

宇野選手:「より質のいいジャンプを成功させることが大事」「“面白いな”と思うところは特にないです(苦笑)。大変というよりも、(演技時間が)30秒短くなったことで少しバタバタしてしまうので、(プログラムに)慣れて、もっと表現ができるように、もっとゆとりができるように頑張っていきたいです」「やはりジャンプの加点(GOE)が大きく変わりましたので、新しいジャンプに挑戦するというよりも、今すでに跳べているジャンプの(成功の)確率を上げて、よりキレイに跳べるように練習しています」

高橋選手:「休む場所がないので体力がより重要になる」

コリヤダ選手:「いまは転倒するのはまったく得ではないので、自信のあるジャンプをプログラムに入れなければならない。僕の場合、今はトゥループとアクセルと3回転ジャンプ。あとはシーズン中に決めていく(注:コリヤダ選手は4トゥループ以外に4ルッツと4サルコーが跳べます。特に4ルッツは思わず声が出る高さと幅。サルコーはレイクウッドの練習でも綺麗に決めていましたが…)

田中選手:「4回転とか難しいジャンプの助走時間が短くなった感じ。体力的にかなりきつい」

友野選手:4回転のリスクがやべー!。前よりも内容が濃くなる。滑り込みがもっと必要。(昨シーズンまでと)比べものにならないくらいきつい。久々にこんなにジャンプミスをした」

やはり時間短縮がジャンプ1つ分では間に合わない、きついという意見が多いですね。(*ボーヤン選手ジェイソン選手は4CCのプレカンで聞かれていますが、その時はまだルール改正の中身がはっきりしていない時の発言なので外しました)

インガルスリンクのオープンもそろそろでしょうか。ダンちゃんのこんな姿が見られるのももうすぐかな。かなり応援も真剣な目つき👏2枚目はリンクに足を踏み入れたダンちゃんですが腹ばいで前進です😭ネイサンの応援にもぜひぜひ来てほしいですね。では、また来週

 

Hockey Dawg #goyale #beatharvard

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【各選手インタビューに関する参考資料】